皆さん、防災ボトルってご存知ですか?

防災ボトルとは、防災グッズをコンパクトに収納して手軽に持ち歩けるようにしたもの。

SNSで見て存在は知っていたものの、なかなか作るまでには至らなくて…

でも、保存食を食べてみたり、家族と防災についての絵本を読んでみたりする中で、なんでも経験してみた方がいいなあと感じたので、ネットを参考に作ってみることにしました!

 

今回は、南棟3階の「Seria」で買えるものを中心に作ってみましたよ~

購入したのは、①500mlウォーターボトル、②ポーチ、③アルミ温熱シート、④アルコール消毒綿、⑤緊急用ホイッスル、⑥LEDライト、⑦コンパクトレインポンチョ、⑧圧縮タオル です。

ライトは、本当はもう少し大きな物の方が明るいかと思ったのですが、ボトルに入れることを考えて、小さいものを買いました。

驚いたのは、緊急用ホイッスルとコンパクトレインポンチョ、そして圧縮タオル! こんなものまで100均で売っていたなんて、知らなかった~!

アルミ温熱シートやホイッスル、圧縮タオルは、SeriaのDIYコーナーの並びにありましたので、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

 

そして、家庭で用意したのは以下の物。

①メモ、②油性ペン、③カイロ、④マスク、⑤絆創膏、⑥常備薬、⑦現金、⑧あめ、⑨ビニール袋 です。

油性ペンは、家族への伝言をどこかに書き残したり、避難所で物に記名するときなどに便利だと聞いたことがあるので、用意しました。

また、SNSでは非常食代わりによく羊羹を入れていましたが、とりあえず自宅にあったあめで代用することに。

 

さっそく、ウォーターボトルに入れてみます! が…

意外と入らない…

そして、入れた中身を取り出すのもちょっと大変でした。これだけ出したい、と思っても、結局すべて出さないと出しにくかった

ウォーターボトルに入れるメリットは、中身が濡れない&つぶれない・ボトル自体も利用できる等ありますが、入れたいものが入らない&取り出しにくいのはちょっと難点ですね…

 

ということで、念のため買っておいたポーチに入れ替えてみました。

こちらには、用意したものがすべて入りました!

ボトルと比べると大きく見えますが、厚さがないのでカバンにも入れやすそうです。何より、すべて入ったのが嬉しい!

まだ余裕があったので、消毒用のハンドジェルも入れました

LEDライトは、チャックの金具につけてみたので、暗がりでポーチの中身を探すことになっても安心です。

普段使っている自分のバッグのことを考えても、私はポーチの方がいいかもしれません

 

ただ、実際作ってみて、これを常に持ち歩くのは、やはりちょっとかさばるなあという気持ちにもなりました。

ひとまとまりになっているのでとても便利ですが、一時的なものしか入っていないことを思うと、「防災ポーチが役に立つ場面はいつなのかを考える必要がありそうです。

たとえば、被災したとき近所での買い物の途中だったとしたら、ポーチを使う前に、家に帰れるかな…?

被災したとき職場にいたとしても、私の場合は歩いて帰れる距離にあるので、ポーチの中身が必要になることはあまりないかもしれません。ただ、職場に置いておけば、何かのときに役に立つかも?(特に常備薬など)

置いておく、ということなら、車にもひとつ常備しておいたら良さそう

もし電車で遠出しているときだったら、防災ポーチがあったら安心ですよね。

 

そう考えていくと、子どものランドセルにも、最低限のものがあったら安心だなと思いました。

普段も、予備のハンカチ・ティッシュ・マスクは持たせているのですが、いざというときに子どもの不安が軽減できそうなものも入れておきたい

日頃どんなに話し合っていたとしても、非常時にパニックになる可能性は充分ありますよね。そんなとき、親の携帯番号や非常時の行動指南が書いてあるメモが入っていたり、防寒としても使えるかもしれないレインポンチョなどがあれば、何かの助けになるかもしれない

ここは早急に、用意したいと思いました。

 

どんなときなら活かせて、どんなときだと防災ポーチでは足りないか。実際に作ったことで、いろんなことを考える機会になりました。

家に帰るまでの「あったら安心をご自身の生活環境にあわせて考えてみると、よりよいものができそうですよね。

是非皆さんも、今回の記事を参考にトレッサで防災グッズを集めたりご家族と話し合いながら、オリジナルの防災ボトルやポーチを作ってみてくださいね!

 

 

とれおんパークブログ隊 びーのびーの

文章・写真 アオイ