今日は12月11日(日)に行われた
「スペシャルオリンピックス日本 神奈川 インクルーシブイベント・写真展」の様子をご紹介したいと思います。

みなさん「スペシャルオリンピックス(SO)」という言葉を聞いたことがありますか?

スペシャルオリンピックスとは、知的障がいのある⼈たち(アスリート)の社会参加を応援する国際的なスポーツ組織です。
様々なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供していて、その活動は、多くのボランティアと善意の寄付によって⽀えられています。(※以下スペシャルオリンピックス=SO)

イベントが行われたのは、北棟「リヨン広場」
いつ来ても解放感あふれる空間にテンションあがりますが、ホリデーシーズンということもあって一層華やかな雰囲気に~。

私が到着した時は、ちょうどゲスト2人のトークタイムが始まったところでした。

この日のスペシャルゲストは、
2016年リオオリンピック日本代表 陸上・三段跳び選手「長谷川大悟」さん
FINAワールドカップ競泳・背泳ぎ50mチャンピオン元競泳選手「竹村幸」さん。

長谷川さんは横浜出身でトレッサにもよく遊びに来られるそうですよ~!

 

長谷川さん竹村さんの前列に登場したのは、SOの選手達。皆さん様々なスポーツで活躍されています。
トークタイムの中では、SOの選手からお二人へ次のような楽しい質問も!!

「自分の競技とは関係ないんですけどボーリングが上手になるには?」

ここはさすがプロのアスリート!!
「どの競技にも′集中力′が大切。集中力を高めるといいですよ!1点を集中して10秒見つめる練習がおススメです。」
と自分の専門分野以外の質問にも納得の回答が。

この方法、集中力を高めるのにすごく効果的なんだそう。
スポーツ以外でも、勉強なんかにも応用できそうですよね。

 

その他、長谷川さんからは「野菜が苦手だけどオリンピック選手になれた方法(笑)」のお話。※スムージーにすることで克服できたそうです。

粉モンの聖地?!大阪出身の竹村さんは、粉モンの食べすぎか?小麦アレルギーになってしまったそうですが、食の勉強を重ね資格も取り、うまく乗り越えたそうです。

「自分に合った形で克服することが大切。自分にはどんな食べものが合うか理解すればもっと可能性が広がる」

お二人とも、まず自分自身を知って、自分に合った方法を見つけることで様々な壁を乗り越えてこられたんですね。

 

そしてこのイベントでは、「フロアカーリング」「立ち幅跳び」を体験できるコーナーも。
フロアカーリングはチャリティーゲームになっていて、1口100円。ワールドゲーム「ドイツ大会」の遠征費用などの補助に充てられるとのことでした。

イベントを通して「SO」のことを知って帰っていただきたい。
どんな特徴を持っていてる人でも、スポーツは平等に楽しめるので、みんなで一緒に笑顔になって帰ってほしいと最後に素敵なメッセージもありました。

スポーツと言えば、昨年の東京オリンピック、そして今年はサッカーワールドカップと、スポーツを通して感動や喜びを体験した方、多いのではないでしょうか?私もその1人です。

実は私走ったり跳んだり自由に動き回るのは好きなんですが(笑)、球技など道具を使ったスポーツが少し苦手💦
苦手と思うようになったのは、きっと周りと比べるようになってからだと思うんです。

みんなより上手にできなかったな・・・って。
スポーツをすることへのハードルを勝手に上げていたというか。

でもSOの皆さんの活動に触れて、
スポーツって「体を動かすことを思いっきり楽しむ」ことが原点だよねということを再認識しました。

年齢、性別、障害の有無、得意不得意に関わらず、スポーツがもっと身近な楽しみになれば素敵だなと感じたイベントでした。

 

とれおんパークブログ隊 びーのびーの
文章・写真 みるきぃ